既存土留めと新設の擁壁を
美しく一体化させる外構
Plan No. AY20140710
施工面積:131.5㎡
参考費用:515万円(税抜)
PLAN
イメージパース・図面
既存の土留め(間知ブロック)を一部残した状態で、新たに土留め(擁壁)を設けなければならない場合の設計プランです。元々ある古い土留めと新しい土留めをいかに綺麗に納めるかが課題となります。
既存の土留めの前方に植栽帯を設け、古い壁がなるべく見えないようにしています。新しい土留めで縦割りにした接続部分にも、クッションとなるように植栽帯を加えました。また、土留めをそのまま門柱に利用し、二世帯住宅用に表札とポストも2つ取り付けています。ポスト前は広い踊り場となる階段を作り、玄関周りを余裕のある広いスペースにしています。古い構造物を新しい構造物で死角になるように配置し、植物を取り入れることで美しく仕上げることが可能になります。
階段は、2台分の駐車場沿いに配置して、なるべくお庭を広く使えるように無駄の少ない設計にしています。階段を上がりきったところに門扉を持って行き、小さいお子様が階段から転落しないようにクローズド外構としています。玄関前の踊り場は、玄関扉とお庭を行き来する導線を残すために、斜めに配置しています。