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お庭におすすめの植物の種類と役割

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住宅植栽に適したおすすめの樹木や草花をご紹介します。無機質なエクステリア・外構も植物が入るだけで大きく印象が変わります。植物を育てることが未経験な方も、最低1〜3本は植物を植えられることをおすすめします。
植物を育てることはそれほど難しいことではありません。大切なことは、気に入った植物を植えること、その特徴を理解することです。ここでは、おすすめの住宅用植栽の種類や役割からその特徴や育て方、剪定時期、病気、害虫について詳しくご紹介します。

お庭におすすめの植物の種類

シマトネリコ株立

常緑広葉樹

Evergreen broad-leaved tree

一年間を通してほとんど葉を落とさないのが常緑広葉樹です。目隠しにもよく使われ、落ち葉の掃除も簡単ですが、冬の寒気や真夏の日差しで葉が痛むことがあります。一年中緑があるので季節感の演出には不向きですが、常に明るい印象を与えてくれます。シマトネリコ株立(写真) やジョウリョクヤマボウシといった常緑広葉樹が、現在人気の樹木です。
 
ハナミズキ

落葉広葉樹

Deciduous broad‐leaved tree

新芽→開花→紅葉→落葉と四季折々の変化を楽しませてくれるのが落葉広葉樹です。季節感を感じることができるので、住宅エクステリアの植栽ではメインツリーやサブツリーに多く利用されます。四季を持つ日本ならではの楽しみ方と言えるでしょう。(写真)やヤマボウシ株立、株立などが人気の落葉広葉樹です。
 
針葉樹

針葉樹

Needle-leaved tree

一般的にコニファーといわれる常緑針葉樹が住宅や店舗で使用されます。イングリッシュガーデンやコニファーガーデンなど洋風のデザインに適した樹木といえるでしょう。大・小、立木のタイプからグランドカバーに利用できる種類まであります。種類によって色や樹形に違いがありますので、組み合わせながら変化をお楽しみいただけます。ゴールドクレストやエメラルド、フィリフェラオーレアなどが人気の種類です。
 

クリスマスローズ

多年草・宿根草

Perennial herb

ワンシーズンで枯れてしまう一年草と違い、草花で冬越しができる植物を多年草といいます。その中でも、関東以北で冬越しが可能な植物が耐寒性多年草といわれ、利用しやすい種類です。半耐寒性多年草は、積雪に耐えることが出来ないので関東以南の一部の地域のみで一年中楽しむことができるでしょう。代表的な耐寒性多年草は、クリスマスローズ(写真上)、フイリヤブラン、等のハーブ類があります。
多年生の草花のうち、生育に適さない時期に地上部が枯れ、適期に再び発芽を始めるものを宿根草といいます。宿根草も多年草の仲間になりますが、主に冬に一度なくなるものが一般的です。耐寒性常緑多年草と組み合わせると、四季の変化をお楽しみいただけます。ギボウシ、キク、キキョウなどが宿根草にあたります。

 
ヒメツルソバ

地被類(グランドカバー)

Ground cover plant

主にグランドカバーに利用されるのが地被類といわれる植物です。つる性で地面を覆い隠すように生えるのが特徴です。土を隠してマルチング効果を生み出すものや、足元を美しく見せる植物あります。コンクリートなどで舗装をすると体感温度の上昇に繋がったり、土のままでは雑草が生えて見栄えが悪くなったりします。グランドカバーを行うことで、足元から涼しく、美しく仕上がります。
一般的にアイビーの利用が多いようですが、ヒメツルソバ(写真上)やシバザクラ、フイリツルニチニチソウ(ビンカマジョール・バリエガータ)、コニファー系のハイビャクシンなど様々な種類が存在します。

 

おすすめの植物の役割

ヒメシャラ

シンボルツリー

Symbol tree

一戸建てを購入したら、必ず植えておきたいものがシンボルツリー。シンボルツリーがあることで、住宅の印象が大きく変わります。シンボルツリーは、建築と外構という構造物同士を上手に中和し、それぞれをしっかりと引き立ててくれます。メインツリーというひときわ目を引く植物が、訪れる人々の心を自然と豊かにしてくれるでしょう。樹種は季節感を感じることのできる落葉樹がおすすめです。それを補佐する常緑樹などののサブツリーがあると、緑の少ない寒い季節も心穏やかな雰囲気を演出してくれます。
 
ムクゲ

サブツリー

Subtree

サブツリーはお庭の広い範囲で活用できるオールラウンドな樹木です。シンボルツリーに使われる樹木のような派手さはありませんが、低木や草花と組み合わせて立体感のあるお庭や花壇を作ることができます。シンボルツリーにおすすめな樹木をサブツリーとして使用することも多々あるので、シンボル以外の樹木をサブツリーと定義しているにすぎませんので、お好みの樹木からお選びいただけます。
 
チェリーセージ・ホットリップス

低木

Shrub

低木は一般的にシンボルツリーやサブツリーの足元に植えられる背丈の低い樹木を指します。シンボルツリーやサブツリーを引き立てる大切な樹木です。シンボルツリーやサブツリーが落葉樹であれば常緑樹の低木を、その逆であれば落葉樹の低木を使用するなどして、お庭のバランスを整えることができます。また、道路沿いに一列に並べてグリーンベルトと使用することもあります。少スペース花壇でも活躍できる扱いやすい植物です。
 
目隠しツリー

目隠しツリー

Screen tree

少し昔までは目隠しの樹木というと生垣が採用されてきました。近年では、生垣という密集させた植栽だけではなく、風通しの良く感じさせる常緑樹を組み合わせた植物による目隠しも人気を呼んでいます。いくつかの種類の中高木を組み合わせることで単調ではない変化ある植栽をお楽しみいただけます。株立といわれる根本から数本の幹が立ち上がった植物に、風が吹きこむとささやくような優しいイメージが、従来の生垣とは違った爽やかな印象を与えてくれるでしょう。樹木による目隠しは、フェンスや構造物の目隠しに比べて、非常に安価に行えることも魅力です。洋風、和風、モダン問わずに活躍をする現在の植栽デザインのご提案といえます。
 

生け垣

生け垣

Hedge

目隠しや境界を示すために使用される植栽です。植物を利用した壁は、ブロック塀などに比べて圧迫感が少なく風通しが良いのが特徴です。少し前までは、生垣というとレッドロビン(ベニカナメモチ)を使用するものがほとんどで、どちらの住宅でも同じ植物という印象があります。建物や土地との調和を考えながら生垣もデザインすると、シルバープリペットやベニバナトキワマンサク、ボックスウッド、マサキなど様々な選択肢があります。
 

日除けの植物

日除け

Sunshade

パーゴラに植物を絡み付けると、日陰を作ることができます。つる性の植物は、特に成長が早く生命力が強いものが多いので、簡単に育てることが可能です。常緑性のつる性植物(地被類)を利用すると一年中日陰を作ることができ、落葉性のつる植物(地被類)を利用すると日差しの少ない冬は、日照を得ることができます。常緑種にはアイビー、ハツユキカズラ、ツルニチニチソウなど、落葉種にはツルバラ、アケビ、ナツユキカズラなどがあります。
 

基礎隠しの植物

基礎隠し

Put the base out of sight

基礎沿いに植物を植えこむと、コンクリートの硬い感じがグッと柔らかくなって外見が美しく変化します。基礎の高さは、約350~400mmの間なので、大きくならない植物を植えると良いでしょう。基礎沿いに植物を植えこむと湿気を気にされる方がいらっしゃいますが、基礎パッキン(建築物と基礎の通気口)を防ぐことにはならないので、ご安心ください。
 


 

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